2019年08月23日

[PS4] 遅れてきた No Man's Sky [VR対応]


PS_Messages_20190820_140001

 アップデートのパッチが評判な「ノーマンズスカイ」を今さらプレイ。PSストアで半額だったのとカート10%クーポンを持っていたので購入。男子ゲームのメンバーはすでに三人がプレイしていました。

   ***

 ゲームを起動して、最初に現れた場所は砂嵐で周囲が霞んでおり、お世辞にも環境が良いとは言えない惑星だった。そこにたったのひとりぼっちでいた。こういうゲームによくあるナビゲーターみたいな相棒はいなくて、左下になにやらゲージが二本走っていて。下の白いのは体力ゲージみたいで、上の緑のゲージは周辺から受ける害?ダメージ?を防御するためのものっぽい。とりあえずその地上でひとりぼっちで。右下にやるべきこと、クエスト目標が表示されていた。徐々にR2ボタンを使ってレーザービームを飛ばして、鉱石や植物を分解して素材を入手できるなどということがわかってき、やるべきことがだんだんと見えてきた。見えてきているのはいいんだけど、なんだろうか。この空気が薄い、とでも言おうか閉塞感。ずっと浅い呼吸しかできていないかのような、心細さと心許なさ。何にも知らずに宇宙で独りぼっち。減っていく体力ゲージ。

 L2ボタンで使える特殊レンズというテクノロジー。これで鉱石や植物の詳細を知ることができるようになった。片っ端から未調査の物質を調査しまくった。その物質の名称(鉱石名や植物名)がわかり、それらから採れる素材(酸素・炭素など)がわかり、防御ゲージや体力ゲージのチャージも採掘できる素材で補えるということがわかり、安心して目に見える範囲を自由に歩き回れるようになっていた。調査をすることは目的がハッキリしていて楽しかった。目に入るものすべて調査した。

 そんなことをしていると最初の惑星で見つけた座標データのようなものから、別の惑星へと飛び立つようにと、チュートリアルの指示が入った。

 宇宙船に乗り込み飛び立つと、大気圏外へ飛び立ち、そこから宇宙の遠い場所へと旅立っていくことになった。初めて体験するワープ航法。一気に遥かな距離を飛び越えてあっという間に新しい惑星に到着した。

 聞き齧ったところによるとこのゲーム、周りにキラキラと光っている光の粒のひとつひとつが惑星でそれらのどれでも探索できるようになっているというのだ。途方もない話で、途方もないゲームである。このゲームは惑星から惑星へと飛び立ち、いろんな星々で何かを見つけ、なにかに気づき、そしておのれの中になにかを見出していくのだろう。


 データに導かれて訪れた新しい惑星には、先人が建てた基地があった。そこまでの情報を得ており、まずはそのデータを使って、さらに新しいデータを引っ張り出す、ということが新しい惑星での使命だった。

 そこで新たなテクノロジーの登場である。基地データ用ポータルの登場である。資源を使って基地データポータルを作成して設置する。その中から、先人が残していったデータを検索する。データの中にはかろうじていくつかのデータが見つかり、それらを利用することが可能となった。資源さえ揃えれば、テレポート用ポータルなどが作れるらしい。素材はそこらへんで入手できるありふれたものと、回収データだ。回収データは簡単には入手できないアイテムで、探索レンズを使って周囲の地形をスキャンする。そうすることで回収データが見つかる。だいたいが地中に忘れ去られたカプセルに入っている。運がいいとカプセルの中に2~3個入っている。周囲を見回すと、回収データは200とか300という距離のところで見つかる。徒歩でそこまで様子を見に行くことになる。徒歩で歩くわけだが、惑星にはガスや毒などの害があふれていて、緑ゲージは常に減っていく。状態に合わせて「半分になったぞ」というアラートが鳴り、焦らせてくる。300くらいならチャージなしで行って帰ってこれる距離である。無駄な寄り道をしないようにテキパキと行軍する。

 他にも基地データポータルには建築という項目もありそこで学習した、木の床、壁、入り口、屋根で簡易基地を作った。四枚床を引いたが、一枚床だけを利用して壁を三方取り囲み、入り口を作り屋根をつけただけの最小の簡易基地だ。そこへ入ると、緑ゲージは自動チャージしてくれ資源を消費せずにゲージが満タンに復活してくれるという素晴らしい環境になってくれた。

 新たなテクノロジーのひとつとして、資源の加工もできるようになった。窒素を上位種の窒素に加工したり、ガラスを作ったりできるようになった。

 そうして惑星での活動に慣れてきたころ、改めて新たなテクノロジーが追加された。周辺の探索をするスキャンテクノロジーである。これを使って、見つけた場所へと移動してアイテムを入手しろ、ということらしい。見つけた場所への距離は200~300どころではない。これは徒歩では無理だ。宇宙船で移動しないといけないんじゃないんだろうか。そう思ったはいいんだけど、宇宙船に乗ってもいいんだろうか、とも思ってしまう。この場所へ戻ってこれる確証もないし、そんな遠くへ移動して取り返しがつかないことになるかもしれない。不安しかなかったが、状況はもうやるしかなかったので、飛行機に乗り込んだ。

 向かった先は「遺された遺物」。そこに直方体の筒のような物体が四つほど建っていて、周りに飛行物体がいくつか飛んでいた。直方体の近くへ行ってみても開けられないようだった。ふと分解レーザーを撃ってみるとダメージが通っている。そのままひとつを破壊し、なにかアイテムを入手した。それが何であったのかを確認する前に、何かに攻撃されていて、画面が真っ赤になり、慌ててその場を駆け出した。思いきりダッシュした。息切れするほど走った。宇宙船の方へ向かって走って、宇宙船へ乗り込めばよかったのだと思う頃にはもう反対側へとずいぶん走っていた。丘陵(きゅうりょう)を越えた先で追跡アラートが消えた頃にはしっかりと肩で息をしていた。あの飛行物体のドローンとはどうやら敵対関係にあるらしい。といってもあの直方体を攻撃したのはこっちだから、単純に守っていただけで、攻撃しなければ反応しなかったのかもしれない。ハンドガンのようなテクノロジーは所持していたけど、攻撃どころの状態ではなかった。恐る恐ると宇宙船のほうへ戻る。

 宇宙船は目印がついていて助かった。恐怖でデタラメに走ってたから、戻るところがわからないところだった。直方体そばの宇宙船へ戻ると、ドローンは三体くらいいるけど、簡単には攻撃してこないみたいだった。だったら、とつい、つい、魔が差して直方体を攻撃してアイテムを取得したくなった。ひとつめはうまくいった。ふたつめの途中で攻撃を受けて、また逃げた。今度は洞窟のようなところへ入り込んでしまって、水が貯まっていた底へと潜ると、追いかけてこなくなった。ゆっくりと顔を水面へと上げると、見失った様子でホバリングしている。これはちょっと仕留めるチャンスじゃなかろうか。そう思ってハンドガンを構えて狙い撃った。なかなか命中しなかったし攻撃をくらいもしたけれど、一対一ではなんとか勝利をすることができた。墜落したドローンからアイテムも入手できた。

 直方体はすべて破壊した。ドローンはタイマンでやっつけた一機だけやっつけただけで、あとは逃げた。一仕事を終えて満足したので、基地へと戻ろうと思った時に事件が起きた。宇宙船の燃料がゼロになっていたのだ。

 体力ゲージや分解レーザーのリチャージは覚えていたけど、宇宙船の燃料の資源なんて何かわからないし、持っていないぞ。ドローンをやっつけて達成感に包まれていたのに、谷底へと突き落とされた気分である。お先真っ暗。宇宙のはてで絶望に包まれる。宇宙船に乗り込み、リチャージ方法を確認するも、アイテム不足、との表示。深くため息をついたあと、とりあえずの二水?とかいう青い三角の鉱石を分解取得しに出かけた。このまま帰られなかったらどうしよう、誰からも見つけられずに寂れた惑星の片隅で朽ち果てていくんだろうか、などと考えながら、青い三角を黙々と攻撃破壊し、資源を得ていく。収穫物を手に宇宙船へと戻り、打開策をぼんやりと考える。やっぱ無理だよな、どうしようもないよな、困ったな、打つ手がなくなった、なんて考えに沈み混んでいると、たった今集めてきた資源から宇宙船の燃料になるものが作れますよ、リチャージできますよ、という表示が目の前に広がっていた。ですよね、ですよねー!と再び気分が上昇し、浮かんだり沈んだり忙しいゲームだなあ!なんて口では文句をいいながらニヤニヤした表情を浮かべて、そそくさと基地へと戻ったのでありました。

 次へ進む道は「遺された遺物」ではなかったようで、今の冒険は関係なかったようだった。その頃になってようやくチュートリアルというかやるべきことがログに上がっているということに気がついた。Tipsも載っていた。サブクエストでインベントリの拡張ができるらしい。それはとても重要なこと。インベントリはもうずいぶん前から満タンになっており、使わないアイテムや食べない食材などは処分して空き枠を作っている状態だった。インベントリ拡張をするために、場所を検索して、そこへと旅立った。


 誰かの残した宇宙船のようなインベントリ拡張用のテクノロジーが建てられている場所を見つけて、この施設のそばに新しい基地を作った。こちらは南北に入り口を作って出入りしやすく作った。基地の中に資源の加工テクノロジーを置いた。これでゲージのリチャージを自動でしながら、アイテム作業もできるようになった。

 インベントリに必要な資源にイオンがあった。いくつかはいつの間にか所持していたが、それをどこで収得したのかがわからない。しばらく施設の周りをうろうろ探索してみたけれど、それらしいイオン素材は見つけられなかった。見つけられなかったけど、いくらウロウロしていてもいつでもリチャージできるという環境は安定があったので、何もストレスがない生活になった。そうして落ち着いた頃、ログを見たりTipsを見たりしていて「カタログ」の存在に気がついた。そこに「イオン」の項目があり、それが洞窟内にある鉱石から採れるということが判明したのである。調査するだけして調査資料の存在に気がつかないなんて、迂闊すぎである。しかしこれにて一気に探索スキルが上昇したわけで、あっという間に必要な資源がそろえることができて、三つ中二つが完成して、残りはあとひとつだけになった。それも素材はたったのひとつ。「反物質」だけ。え?反物質?聞いたことも見たこともないんですけど。どこかで手に入るんだろうけど、それがどこかがわからない。インベントリの拡張は第一線級の優先事項だったけど、泣く泣く後回しにするしかなかった。

 目覚め。チュートリアル最後の項目で「宇宙ステーション」を目指せ、というもの。漠然と宇宙船に乗り込んで、宇宙へと飛び立ってみた。大気圏を突き抜けて宇宙空間に入る。またここへ戻ってきた。周りを見回すことなく、目の前に目標である宇宙ステーションの表示が見える。もう何も考えることはない。ただただ向かうだけだ。ワープ航法はどうやるんだったっけ、なんてことを思い出しながら、ログでL1R1の同時押しで発動します、なんてことを示され、数秒後には宇宙ステーションの中へと吸い込まれるように入っていた。

 宇宙ステーションには未知なるテクノロジーが待っていた。外見が変更できるテクノロジーだ。いくつかの種族があるのは聞いていたが、なるほど。直感でヴァイキーンを選択する。

PS_Messages_20190823_172851

 露店に並ぶ店員は誰も相手にしてくれず、奥へと進んだ。そこで責任者っぽいやつと会話を進める。どうやらこれでチュートリアルが完了ということになった。こまかい話の内容は覚えていないが、これでどうやら本格的な宇宙への旅、というか生活が始まるということらしい。

 ふたつほど新しいテクノロジー、破壊ビーム強化などを入手したあと、いったんはインベントリ強化の施設そばの基地がある惑星に戻ってきた。それが今である。

 何も調べずにここまでこのノーマンズスカイをプレイしてきたけど、ここまでで十分堪能できたと思ってる。とりあえず反物質がどこにあるのかを男子メンバーに聞いてみることにしよう。外見の変更もまた今度宇宙ステーションでもとの宇宙服へと戻すことにする。何かがちょっとこれじゃないという気で落ち着かない。貨物船を所持してる先行プレイヤーもいるし、男子ゲーム界隈で盛り上がってるので、これからマルチプレイもしっかりと堪能したいと思います。
    • 0 Comment |
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックは許可されていません。

コメントはまだありません。

コメントする。

絵文字
 
星  顔